セルフメディケーションについて
セルフメディケーションとは?
平均寿命が長くなり、生活習慣病が問題になってきた現在において、日々をいかに健康に生きるかが重要になってきています。
そこで注目されているのが「セルフメディケーション」です。
世界保健機関(WHO)では、セルフメディケーションを「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と定義しています。
セルフメディケーションの効果
・ 毎日の健康管理の習慣が身につく
・ 医療や薬の知識が身につく
・ 疾患により、医療機関で受診する機会が減少する。
・ 通院が減ることで、国民全体の医療費の増減が抑制される。
セルフメディケーションの取り組みのご提案
・ 特定健診やがん検診などの活用
まずは、自分の体の状態を知ることが大切です。特定健診等を受診することで、体の変化・状態、病気の予防・早期発見のための情報を
得ることができます。日高町の国民健康保険加入者で40歳以上の方を対象に「特定健診」を実施しております。また、日高町では「集団
健診」でがん検診も同時受診することが可能ですので、毎年必ず受診しましょう。
・ 健康管理の習慣化
普段から、適度な運動と栄養バランスの良い食事、十分な睡眠を確保し、体の自然治癒力を高めておきましょう。また、家庭でも体重や
体脂肪、血圧、体温などを確認し、推移を記録しておくことも、健康状態の把握に役立ちます。
・ OTC医薬品(市販薬)の活用
OTC医薬品とは、医師の処方箋がなくても、薬局・ドラッグストアなどで購入できる医薬品(市販薬)のことです。日頃から自分の健康管理
に努めていても、仕事・家事の疲れや天候により、体調不良になってしまうことがあります。風のひき初めや軽微なケガの時に、OTC医薬品
などを上手に活用することもセルフメディケーションの取り組みになります。OTC医薬品を活用する際には、薬剤師と相談・確認しながら選択
しましょう。
また、お薬手帳を活用し、かかりつけの薬局を決めておけば、自分の体質に合ったアドバイスを薬剤師から受けられますので、是非ご活用下さい。